2022年準キャリア入社R.Y.

異業種からの挑戦でも、新卒同様にスタートできました。

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独自ソリューション(医薬)分野SE 2022年入社
R.Y.
(前職:放射線技師)

転職する前の仕事と、転職を考えた動機は?

高校生の頃から医療関係の仕事に憧れており、放射線技師の資格を取得して、病院で働く道に進みました。夢をかなえたことは間違いありません。ただ、就職活動で自分を見つめ直す経験をしなかったことから、次第に“これが本当に自分のやりたかった仕事だろうか”という思いが湧いてきたことも事実でした。そこで改めて自分と向き合ってみたことが、転職のきっかけとなりました。

当時は検査業務そのものよりも、研究や分析などでPCを操作することの方が楽しく、また、電子カルテや放射線情報システムのバージョンアップの際のベンダーさんの仕事ぶりを見てSEという仕事に惹かれるようになりました。かねてよりものづくりに対する関心が高かったこともあり、思い切って異業界であるIT業界に飛び込むことを決心。社会人3年目という、第二新卒枠ぎりぎりのタイミングだったことにも決断の背中を押されました。

NHSへの転職を決めた理由と、転職後の実感は?

転職エージェントから紹介されるまで、NHSという会社のことはまったく知りませんでした。第一印象は、とにかく人を大切に育ててくれる会社だということです。IT業界は慢性的な人材不足だとは聞いていたので、未経験者でも即戦力として採用する会社が目につきました。その中でNHSは、第二新卒の社員は新卒社員と同じように時間をかけて丁寧に育ててくれる体制であることが、非常に印象深く感じられました。

また、選考途中で現場のSEと交流できるSE懇談に出席し、実際に働いているSEの声を直接聞けたこともよかったです。どんな働き方をしているのか、どんなことにやりがいを感じているのか、未経験者でも大丈夫か、一つひとつの質問に対する丁寧な回答を聞いたことで、入社後に働く自分の姿がリアルにイメージできたのです。おかげで不安はずいぶんと払拭されました。

実際、入社直後の基礎研修は新卒の社員と一緒に受けることができました。私が中途入社であることはみんな知っているのですが、だからといって垣根はなく、同じ新人として接してくれたのがありがたかったです。中途入社でも同期の仲間ができたことは、望外の喜びでした。また、配属当初は年次の近い先輩が隣に座って、きめ細かくサポートしてくださいました。おかげで早い段階でチームに溶け込め、ストレスなくスタートを切ることができました。

現在の仕事・やりがい・今後の展望は?

現在は製薬会社や医療機器関連会社の営業活動を支援する、業界特化型ソリューション『PharMart』を担当。導入済みシステムの機能改修や、パッケージの機能拡張、お客様の課題を解決するためのスクラッチ開発等に携わっています。プロジェクトリーダーの指導のもと、要件定義資料の作成や画面機能及びバッチ機能の開発、テスト、リリース作業といった一連の業務を担当し、上流から下流までを幅広く経験させてもらっています。

印象的だったのは、上司に教えてもらった「ドリルを買いに来た人が本当に欲しいのはドリルではなく“穴”である」という言葉です。お客様のニーズをそのままシステムに反映させるのではなく、ニーズの背景にある業務課題を理解し、真のニーズを掘り下げていく姿勢こそが重要であると学びました。システム開発が単なる技術作業ではなく、お客様の課題解決や業務効率化につながる「提案型」の仕事であることを意識しながら業務に取り組んでいます。

チームでは1人ひとりの担当範囲が広く、特にリーダー層の社員はお客様との折衝やプロジェクトの管理、開発の指導など幅広い役割を担っています。そのような姿を目の当たりにすることで、若手であっても積極的に挑戦させてもらえる環境が整っていると感じます。この環境を活かし、今後の成長につなげていきたいと考えています。

POINT

転職者へのアドバイス

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POINT

転職者へのアドバイス

異業種からの転職は、誰でも不安だと思います。私もそうでした。最後は思い切って一歩を踏み出せるかどうかという勇気の問題になるかもしれません。ただ、別の道に進むなら、できるだけ早い方がいいのは事実です。先送りすればするほど選択肢は狭まり、チャンスも逃げていくでしょう。今の仕事に違和感があり、再チャレンジしたいと感じているなら、ぜひ早めの一歩をお勧めします。

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NHSのアピールポイント

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NHSのアピールポイント

資格取得奨励制度があり、各資格取得時の受験料は会社負担で、取得後は資格取得奨励金が支給されます。資格取得費用については同じ資格に対して3回まで負担していただけるので、チャレンジを続けるモチベーションになります。私は入社後に基本情報技術者の資格を取得。今後もこの制度を利用し、業務を通じて習得したスキルを体系的に学び直すことで知識として定着させていきたいです。